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全月ばか [ハシビロコウ他動物]

先程は、飼育員氏の異動以外は、者共を始めとする動物にとりて良き話であった。

これに反し絶望的なのが、われが唯一頼みに思うておったベテラン氏の抜けたる走禽舎である。
絶望的なる担当者は、引き続き走禽舎担当なのであった。上野の人事権者は、一体何を考えておるのか。この担当者同様、人事権者も動物を見ぬ者である事の間違い無し。リク、コウ、タテガミ夫婦、オオカンの面々の、非常に心配である。
 
走禽舎の、ここは30年前の動物園かと思わせる惨状の全く変わる事無し。しつこく繰り返すが、確かに走禽舎自体、築30年どころでない古さなのではあるが、であればこそ飼育員の工夫・努力にて、設備の悪さを補う居心地の良さのありしものである―――現担当者の担当となる以前は。リクが放飼場の、相変わらず邪魔な倒木だか流木だか(しかも2本)のみのごろんところがされたるのみにて、植栽の一切無し。冬の寒さにも一切対応無く、この分では夏の暑さにも一切対応は無いであろう事は想像に難く無し。というか、間違い無し。以前リクがここで暮らしておった頃(すなわち前任者までの時代)は、少なくとも放飼場については避暑小屋(冬は暖をとる)もあり、植栽の無き分わらも沢山与えられておった。現担当者は、己が負担となる追加業務は一切せぬ人間なのであろう。恐らくリクは、昨年の如く、しょぼき「繁殖センター」にて夏を過ごさざるを得まい。ツチブタとタテガミオオカミの夕刻の食事は、客のいる間は行われなくなった。常連客が食事の内容にうるさきゆえであろう。暖かくなりしにも拘わらず、コウは全くやる気無く、暖房に寄り添うて休むばかりであり、一方、コウの希望に全く沿わず、ゆえに全く使用されぬフィールドアスレチック施設は、奇妙なるあずまや(?)の崩壊寸前であるが、これも放置されておる。地上180cm以上(地表位置が客と異なるゆえ正確ではないが)の崩壊寸前の施設が、放置されておるのである。昨今は強風も極めて多く、何かの拍子完全崩壊し落下せぬとも限らぬ。それがたまたま地表にツチブタのおった場合、如何に危険なるか。そういった事にも一顧だにせぬ者が、引き続き走禽舎の担当なのである。こうなると、上野はむしろ管理職も異動した方が良い。動物を見ないから斯様な人事を平然と行うのである。使えぬ管理職は何処の職場にもおるが、この場合、動物の生命・生活に直結する。余りに迷惑である。

ここ2年でわが上野詣での極端に減りし理由の大を、この問題が占めておる。現在の走禽舎住民の窮状は、見るに耐えぬ。今日日倍率的に難関この上ない動物園で動物に直接関係する仕事をやっている人間、即ちプロフェッショナルである筈の人間が、なんでこれ程使えねえのか。幸い、当方に異動したるベテラン氏に代わって走禽舎に来る新たなるベテラン氏は、遠慮せぬ御仁と聞く。なんとかその御仁に現担当の根性を叩き直して頂きたく、それが無理ならせめて叩きのめして頂きたく、住民たちを救って頂きたい。われは切に願うものである。


誰でもいいから動物を見る、動物を知るやつだけが動物園をやってくれ。飼育員をやってくれ。
いたずらにいじり、もしくは放置し、殺すだけならシロート以下である。

これがエイプリルフールであればどれほど良いか!



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