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蒸し焼き地獄 [わが身の不幸]

お盆休み明けである。
わが勤務先は、8/14-15が休みであった。勤続一ヶ月で有給休暇のつかざる身なれば、会社の夏季休業は大変にありがたきことである。しかしながら、ゆっくり休んだかといえば、全く逆であった。わが身は東京生まれであり、現在も実家に居住している故、帰省が理由ではない。
金曜の晩、「おおこれより夏季休暇だ」と楽しく帰宅してわずか一時間後、居間のクーラーがプシッという音と共に突如停止する。わが自宅は十数年前に建て直し、当時最新であった東京ガスのTESというシステムが導入された。これは温水、暖房等をボタンひとつで制御するというもので、エアコンも、冷房は電気だが暖房はガスで行なうという、当時としては画期的システムであった。ビルトインであるから、そのまま使い続けて来た訳だが、昨年夏のある日、クーラーがプシッという音と共に突如停止する。しばらくして起動すると、風は出るのだが、ただの風であって、室温は一向に下がらないという状態が現出した。整備会社に連絡するも、今となっては古い機種である上、東京ガスがTESをディスコンにしたため、部品があるかどうかわからぬと言う。担当者が一週間かかってようやく部品を調達、二度の修理の後、ようやく冷風が出るようになったという経緯がある。しかしその僅か一年後、全く同様の症状を呈してクーラーはただの風出し機と化してしまったのである。このくそ暑いのにだ。最早午後9時であって、地元の電器屋はお盆の絡みもあり早々に閉じている。仕方ないので、とりあえず扇風機を入手することにして、キャリアを手にバスで新宿に出た。ヨドバシカメラに行ったのだが、機能的に全く問題のない扇風機が何と1,980円であった。目立つ違いといえば、スイッチ等がタッチパネルでなくボタンだということぐらいである。うひょひょ状態でこれを購入、キャリアにくくりつけ、バスで自宅にとって返し、その晩は何とか凌いだ。翌土曜日は大雨も降り、気温はすこぶる低かったので、窓全開と扇風機で十分であったが、日曜日は地獄であった。実は土曜に、TESのエアコンは撤去することにして、懇意にしている地元の電器屋に新しいエアコンを注文に行き、前晩の惨劇を話したところ、「電話くれればすぐ貸してあげたのに」と言って冷風機なるものを貸し出してくれたのだが、ありがたくお借りしたものの、使ってみるとこれは余り涼しくない代物であった。確かに冷風は出る。しかし当の機械(キャスタ付きの立方体)の前30cm以内に居ないと、風自体届かないのだ。除湿能力はなかなか優れており、中のタンクにはすごい勢いで水がたまるのだが、稼働中は、熱放出のため背面から実に暖かい風が吹き出ているので、室温はむしろ上がる。故に、電器屋には申し訳ないが、土曜の晩に使ったきり放置となった。幸いにも家族個人の部屋のエアコンはそれぞれ無事であったので、就寝中は涼しく過ごせたのだが、居間には一番大きなTVとAV機器が揃っており、CSもケーブルTVもそのTVに接続されているため、居間が暑いのは大打撃であった。日月は、家にいてもどうせ暑いというので家族で外出したが、夕刻帰宅してから就寝まで、蒸し焼きになり体力を奪われた為、月曜には遂に、各個人の部屋のクーラーを全開にして余計なドアは全部閉め、冷気を居間に導入するという仕儀に及んだ。居間と各個人の部屋は離れており、導入路は細長い廊下だけなので、冷気を運ぶには徹底的な冷やし方が必要になる。故に居間がかろうじて涼しくなる頃には、各個人の部屋は18℃程となり、自分の部屋でPCに向かうことは寒過ぎて不可能となった。就寝時には、部屋もベッドも冷え冷えなので、長袖を着てタオルを首に巻き震えながら床に就くという体たらくだ。お蔭で風邪をひいた。
新しいエアコンは、メーカーがお盆休みだったため、昨日ようやく取り付けられたが、最新の機種であるため、機能が多過ぎ、何が何やらさっぱりわからぬ。たかがエアコンを使うのに、しばらくは取扱説明書と首っ引きとなろうとは、さても忌々しき話である。


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